MOONLIT ELEGY



月が満ちる朝 太陽青く光る夜
ブランコに一人乗って君は足を揺ら揺ら揺らす
道端を 足の無い男が走る それ見て笑う
ブランコに一人乗って 君は足を 揺ら揺ら揺らし続ける

死んだ白猫を抱く
足枷をズルズル引きずって
モノトーンの顔した鳥が飛ぶ
それ見て私は笑う 笑い続けた

月が満ちる朝 太陽が青く光る夜
ブランコに一人乗って君は足を揺ら揺ら揺らす
時の彼方 黒い列車は 26時に動き出す
僕ら二人そっと忍び込み 逆光と 踊って見せる

揺ら揺らはためく旗の下へ
泣き出した君 無くした闇
汚れ無き少女 白い壁の 
中にだけ生きてる 記憶を解く

繋がれていた筈の指 引離され何処へ?
食虫植物に食べられた 蝶は・・・空へ・・・


月が満ちる朝 太陽が青く光る夜
黒い猫の尾が 揺らめき始める風に吹かれ
身体に刻む血文字の誓いは破られ続ける
足の踏み場も無いほど ころがろがる 言葉は傷だらけ

君の身体に光届く
猫の手に蝶が止まる
君の瞳に砂が入る
その一瞬にかけ  私は 「逆光」 になる

揺ら揺らはためく旗の下へ
泣き出した君 無くした闇
汚れ無き少女 白い壁の 
中にだけ生きてる 記憶を解く
繋がれていた筈の指 引離され何処へ?
食虫植物に食べられた 蝶は・・・空へ・・・

夜は夜へ 朝は朝へ 砂は砂へ 還そう
僕達に必要なものは 何も無いから
迎えがくる

羽根を広げた ―ミカエルー が抱く 眠る 青い鳳
死んだ白猫を抱く 君を導くかのように

そんな夢を見て 見上げた空 目に映る月
空に浮ぶ月 そこに住む 君を思い出し  祈る





背景提供写真素材 キワモノ
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